環境省花粉観測システム(はなこさん)で各地の花粉飛散データを見ているのですが、数値の大小に対して、実際に感じる花粉症の症状の強弱が合っていないと思っています。
合わない原因はなんなのでしょう。
花粉自動測定器で観測される花粉データは大きさ30μmの花粉を種別(スギ、ヒノキなど)で分類して計数するようになっています。花粉が分裂してしまうと計数できないのです。分裂した花粉もアレルゲンとして作用します。そして、花粉と分裂物との相関は取れていないそうです。
それでは、花粉飛散データをどのように利用すればいいのでしょう。スギ花粉がたくさん飛来したのだから、時間経過とともに花粉が分裂した粒子も増えるはずです。飛散データが大きくなったら、その後何日間は、分裂した粒子が滞留するかもしれないので、外出および洗濯ものへの対策を強化すべきでしょう。
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